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新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、2016年が始まりました。
東京でのオリンピック・パラリンピックまで5年をきりました。また、リニア開業まで、12年をきりました。長いようで短い。そんな流れの中、様々なモノのスピードがめまぐるしく早くなっていくのでしょうね。
不動産業界も、少子高齢社会での不動産のあり方や「ようやく」といえども動き出した空き家問題、2020年に向けた中古住宅流通活性化の政策目標の実現、Yahooとソニー不動産が仕掛けた「おうちダイレクト」といった新たな流通制度など、変化のスピードが早くなっていくことを多感せざるを得ません。
また、変わったと言えば、2015年から増税へと制度変更がされた相続税。昨年の11月から全面的に新制度での申告がスタートしたわけですが、申告漏れや無申告に関するニュースが目にとまるようになってくるのではないでしょうか。税務当局の方々も確定申告時期で繁忙な最中に新制度のPRや申告漏れ防止等、新たな業務が重なったりしているとか・・・。
中でも、相続財産の約5割を占めると言われる不動産の状況把握には留意する必要が増えてきています。特に、名古屋でみると、地下鉄名城線(環状線)の中に不動産を有していることで「相続税」への留意を怠らないようにしておくことが必要になってきます。何せ、不動産は「分割や換金」には時間がかかることが多いので・・・。ジワリジワリと実感されていく相続対策には、「相談できる誰か」を見つけておくことがとても大切なことと思います。
いずれにしましても、おおきな流れは、TPPによる国内の様々なしくみや取引慣行が「じわりじわり?」「知らず知らずのうちに?」変化の道をたどっていくというのが今後の流れになるのでしょうね。ですので、不動産に関係する慣行も、ますます、諸外国から見て「理解できる」制度やしくみへと変わっていくのでしょう。
とにもかくにも、2016年、どんどん変化していきましょう!!
日々、様々な情報やその精度を見極めながら、対応していきましょう!!
今週の日経新聞のトップ記事(休刊日、土日祝日は除く)
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