(6/17)
すったもんだで、東京都の舛添知事が辞職することとなった。
結果から言えば、何のためのすったもんだだったのか。逆を言えば、すったもんだがあったからこそ、知事自身からの辞表の提出に至ったのだろうが・・・。
職を辞するタイミング、いわゆる「引き際」はポイントだよね、どんな人にとっても。
そのタイミングを間違えると、評価が全く逆になっていくことは多々ある。今回の舛添知事も、その例に入るのだろうなぁ。
ものごと、多くの場合、固執することは本人にとっても、周りにとっても良い結果に結びつかない。
また、「引き際」を終わりのタイミングと捉えるより、始まりのタイミングとして捉えた方が、冷静な判断が出来るのではないだろうか、と思っている。
それが、「立つ鳥跡を濁さず」という結果につながっていくと思うし・・・・。
今週、トヨタ自動車の株主総会があった。
新聞記事によると「超二流を目指す」と豊田章男社長が語ったと。
以下、記事の一部分
「勝つためには一流とは言えない多くの選手の頑張りがカギになると説明し、「自分を含む役員は一流にはないかもしれないが、ここ一番というときに「チームトヨタ」に貢献する超二流を目指す」と強調。」
表現はいろいろあると思うが、ポイントは「ここ一番という時」にしっかりと仕事ができるように、日常を過ごしていくことが大切、ということなんだろうねぇ。
今週の日経新聞のトップ記事(休刊日、土日祝日は除く)
◎英離脱警戒 マネー萎縮(世界株安・円高が進行 テロ・政治リスク意識)
◎自公、不信任案を提出(舛添氏、辞職避けられず 可決なら都議会解散も)
◎舛添知事 辞職決定(心残りの念尽きぬ 与野党、後任選び急ぐ 都知事選 来月31日か8月7日)
◎ドル緊急供給を検討(日米欧、英離脱に備え 市場安定に万全)