(7/1)
今年も半年が過ぎた。もう、7月だ。そう、夏到来!!
世の中は先週の英国の国民投票の結果を受けて、世界情勢が「ワサワサ」と波を立てつつあるようで、その波が一体どのくらいになって寄せてくるのか、皆目見当がつかないような情勢だ。
そんな話題が新聞紙上を賑わせているためか、何となく、参議院選挙の話題がトーンダウンしているような気がする。
加えて、今回の選挙の取り上げ方が「各党の政策」よりも、「18歳が初の投票」という選挙制度の「初もの」がクローズアップされ過ぎているように思われる。
確かに、高校生でも18歳の子だけは投票できることになるし、政治的中立を保つ教育現場での諸々の課題となったりしてクローズアップしない訳にはいかないのでしょうが・・・
とはいえ、「参議院選挙」である。
どうも、今のところ訴えてくるものがない選挙のような気がして仕方がない。
投票日まで、まだ10日間ほどある。
経済の今後の舵取り、財政の今後の舵取り、他国とのつきあい方の舵取りを一体どのようにしていこうと考えているのでしょうか、候補者の方々は。
世の中、ロボット(人工知能AI)がかなりの作業を担ってくれるようになってきている。自動車も自動運転へとどんどん向かっていっている。
選挙も、候補者の話を数分聞いただけでロボット(AI)が、その候補者が何を伝えたいのか、また、伝えたい事柄の実現度はどのくらいだとか、この候補者と同じ主張をしている他の候補者は誰と誰とか、どの候補者と意見が近いのか、などなどを瞬時に判明できるようになっていたりして・・・・。
そして、「自民党候補者A氏」に一番近い他の候補者は「共産党候補者Z氏」と判定されたりして・・・・・・。
そこまでいくと、本音が全く言えないギスギスした世の中になってしまうよね。
どこか「いいかげん」な「さじ加減」は必要ですよね。
いずれにせよ、「Brexit」(ブレグジット・英国のEU離脱)のインパクトが強すぎる一週間だったような・・・・。
今週の日経新聞のトップ記事(休刊日、土日祝日は除く)
◎英離脱 ドル不足に拍車(邦銀、調達コスト急増 世界的なリスク回避映す)
◎英、深まる混乱(新首相選び対立 財務省声明肩すかし キャメロン首相 再投票を否定)
◎出光、創業家が合併反対(昭和シェルとの計画「社風違う」 総会の承認拒否権も)
◎女性・シニア 働く人の5割(15年国勢調査 人手不足補う 介護・福祉で就業者増)
◎離脱派ジョンソン氏不出馬(英保守党首選 メイ氏軸に 離脱交渉、深まる混迷)